2012年04月13日

ミクの日感謝祭はなぜ最後なのか?


大感謝祭から一ヶ月が経ちここらでちょっと冷静に表題の件を考察してみたいと思います。
まず当時は良くライブが終わりという話を聞いたのですがその情報自体は出所が良く分かりません。
公式サイトでは「最後の」は「感謝祭」にかかっているだけで「ミクパ」にはかかっていません。
http://miku.sega.jp/39/
従って普通に考えれば「感謝祭は最後」「ミクパは続く」と、取るのが普通だと思います。

今までの流れでも感謝祭系は
2010ミクの日感謝祭、MIKUNOPOLIS、2012最後のミクの日感謝祭(今回)
ミクパ系は
2011ミクパ(東京)、2011ミクパ(札幌)、2011ミクパ(シンガポール)、2011ミクパ(タイ)、2012ミクパ(今回)
と、なってます。また
2010年の感謝祭から今回の感謝祭で新曲は以下の6曲
    Tell Your World
    ゆめゆめ
    Change Me
    ワールズエンド・ダンスホール
    孤独の果て
    タイムリミット
2011ミクパ(東京)から今回のミクパで新曲は以下の6曲
    星のカケラ
    恋色病棟
    私の時間
    Pane dhiria
    みくみくにしてあげる♪【してやんよ】
    Starduster
感謝祭は1年あたり3曲、ミクパは1年で6曲です。
メドレーがフルになったとか、モデリングが改善されているとか色々あるとは思いますが
総じてミクパ側に勢いがあるのが伺えます。

ここからは勝手な想像ですが
まず現状ではライブは多分制作パワーがかかりすぎてあまり儲かるようには思えません。
人間だったら新曲の振り付けを覚えるのは少し練習すればできるでしょうけど、ミクさん達に「自然」に踊らせるのは大変なはずです。
衣装にしたってリアルと違って服屋がある訳でもなければアクセサリー屋がある訳でもありません。
そもそも産業として確立している訳ではないですから、スタイリストさんがいる訳でもなければヘアメイクさんがいる訳でもないでしょうから、全て誰かが兼任でやっていると思われます。
多分すべてが手作りになっていて毎回関係者は大変な思いをしてるのではないでしょうか。
そのような状況だとすれば単独の商品としては成り立たなくてゲームの開発を流用してとかでなければ継続的な実現は難しいと思われます。
従って実は一番のボトルネックになっているのは「3/9に開かなければならない」という事なのではないかと思っています。
あらかじめ日にちが決まってしまうとここに連動してゲームが開発されていないと厳しいことになりますから。
この線からも感謝祭が最後というのはうなづけます。
感謝祭は「ミクの日感謝祭(39’s Giving Day)」ですから。
もっと言えば今後は基本的には「ミクの日〜」というイベントはなくなって3/9に開催されることはなくなる可能性があるのではないかと思っています。
勿論タイミング合えばやるんでしょうけど少なくとも今のように必ず定期的にやるという姿はしばらく無いのではないかと覚悟しています。
簡単に言えば自分達の都合で開催できるようにしたいのではないかと思います。

また単純にミクパと感謝祭の二系統に分散している姿も疑問があります。
ライブ単独で儲からないとすると両者で資源を共通化して少しでもパワーがかからないようにしている事が推察されます。
しかしこのように共通の基盤の上に構築するという洗練された構造には難しさがあります。
特に現状はまだまだ手さぐりの状態でしょうから尚更です。
下手をするとどちらかがボランティア的になる可能性もあります。

今ライブとして一番取り組みたいことはVer.UPよりもむしろツアーの実現なのではないかと思います。
ソフトウェアは本来数に強い製品です。
一度作ってしまえばいくらでもコピーして生産できますし何回でも同じことが実現できて劣化もしません。
従って数をさばくのが利益をあげる近道です。
よって今のように一回作って一回のライブで終わりではなくて、同じライブを世界中で何回もやれるようになれば利益率が改善してライブが独り立ちできるようになる可能性があります。
フィルムコンサートやライブビューイングといった取り組みはこの流れに位置づけられるのではないかと思えます。
こういった意味からも一年に一度Ver.UPを強要されてしまう感謝祭の枠ははずしたいのではないかと思えます。

また両者の指向性の違いも拍車をかけている気がします。
ミクパは羽を生やしたりとか映像表現の手段によってエンターテイメント性を指向していると思われます。
一方感謝祭は生音を大量投入してアレンジにも凝ったりして、純粋に音楽コンサートとしての質を指向していると感じられます。
従ってツアーの話のような大量生産方式を指向するならばミクパの方がより向いていると思われます。


結論的には不定期になりますが姿かたちを変えてライブ自体は続くと思います。
ただし「感謝祭」という冠はなくなるのだと思います。
感謝祭はきっといつの日にか伝説として復活するのでしょう。

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posted by Zen at 01:29 | Comment(2) | 考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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この記事へのコメント
僕も3/9に拘らないで日本各地それにアジアにまで同じ内容でいいですから
広めていけばいいと思います。
興行収入はその通り単純に増していきますし物販も大量生産できコストも下がり
これもまた収入増が見込めるようになると思います。

大事なのはライブで“初音ミク”の同志たちが集まり時間を共有し感動したりして
ファンの拡大を目指す。これが結果VOCALOID文化の確立へと繋がっていくのだと思います
Posted by arukas at 2012年04月13日 03:42
arukasさん
自分もボカロ文化の拡大にはライブは重要な要素だと思います。
バランスが難しいのでしょうけど今は新しい事に取り組むよりもう少し同じことをやる側に注力した方が良いのではないかと思っています。
同じことをやる技術が確立した後には逆に色々な指向性のライブが花開くのではないかと期待しています。
Posted by Zen at 2012年04月13日 08:44
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